肩こりとの違いは?
四十肩と、普通の肩こりの違いって何?
それぞれ、治し方にも違いはあるの?
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
四十肩と肩こりの原因・症状にはどのような違いがあるのか、
その見分け方、治し方の違いなどを説明します。
原因・メカニズムの違い
四十肩と肩こりは、どのような原因で起こり、
どんなメカニズムによって痛みなどの症状が発生するのか?
その違いを説明します。
肩こりの原因・メカニズム
まずは肩こりが発生する仕組みですが、
- 長時間の筋肉の使用による筋疲労
- 同じ姿勢で居続けることによる筋肉の緊張、硬直
などが主な原因になり、
筋肉の血管が圧迫されている状態です。
こうして、肩の血液循環が悪くなり、血流不全になると、
酸素や栄養の供給が不足し、
発痛物質が血管内に生成されます。
さらに、知覚神経によって脳が痛みを知覚すると、
交感神経と運動神経が活発になり、
さらに血管の収縮や筋肉の緊張を招きます。
こうして、痛みの悪循環に嵌っていきます。
肩こりの起きるメカニズムは複雑で、
生活習慣や姿勢による筋疲労・硬直以外にも、
以下の原因が考えられます。
- 骨格の変化(頚椎症やストレートネックなど)
- 偏頭痛に伴う「神経性肩こり」
- ストレスから来る「心因性肩こり」
四十肩の原因・メカニズム
四十肩の主な原因は、3つあります。
- 肩の筋肉や腱(筋肉の先端にある組織)が炎症を起こしている
- 骨や腱板(※1)に損傷や癒着、石灰沈着がある
- 肩の滑液包(※2)の炎症や、滑液減少による摩擦
※1・・・肩関節を安定させる、筋肉と腱の複合体。
※2・・・関節間の潤滑液が入っている、袋のような組織
筋肉・腱の炎症などを引き起こす行動については、
詳しくはこちらをご覧ください。
炎症物質によって疼痛などの症状が出たり、
関節組織の断裂や癒着によって、腕の可動域が制限されます。
四十肩や五十肩に、肩こりが伴う場合もあります。
症状の違い
四十肩と肩こりを判別するには、
症状の現れ方にヒントがあります。
それぞれの具体的な症状を説明します。
肩こりの症状・特徴
- 肩、背中、首などの筋肉が張っている感じがある
- 頭痛や吐き気、目の疲れなどを伴うことがある
四十肩の症状・特徴
- 腕の上げ下げやねじる動作で肩に痛みが起こる
- 肩の胸側を押すと、特に強い痛みを感じる
- 安静時や夜間でも疼痛やしびれ痛が続く(急性期〜慢性期)
治し方の違い
四十肩にしろ肩こりにしろ、
個々人の正確な原因・症状を把握した上で、
的確な治療法を選ぶ必要があります。
ここでは、原因別にどのような治し方を選択するべきか、
基本の考え方を説明します。
肩こりの治し方
原因別のアプローチとして、
以下のような治療法・改善法があります。
筋疲労が原因の場合
- 湿布や消炎鎮痛薬などの薬物療法
- 肩こり体操やヨガなどの運動療法
- お風呂や温熱治療器で患部を温める
骨に原因がある場合
- 骨の異常に応じた専門的な治療を受ける
- 骨を歪ませない、正しい姿勢を習慣づける
神経性肩こりの場合
- 偏頭痛専門の治療を受ける
- 神経を興奮させる刺激や環境を避ける
(人混みや眩しい光、匂い、埃など)
- 自分の体質に合った生活習慣に変えていく
(激しい運動はしない、夜更かしはしないなど)
心因性肩こりの場合
- 考え方や思考の癖を変え、ストレスを受け流す
- 受けたストレスは会話や日記などに吐き出す
四十肩の治し方
四十肩は、症状の診断や検査によって、
原因が特定しやすく、治療に結びつけやすい疾患です。
病院での治療法や自分での治し方を含め、
原因別のアプローチを説明します。
筋肉や腱に炎症が起きている場合
骨や腱板に異常(癒着や石灰沈着)がある場合
関節包や滑液に異常がある場合
- ヒアルロン酸を注射する(滑液減少の場合)
- 抗炎症薬を投与する(関節包の炎症の場合)
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